コーディネーター プロフィール
Makiko Yamanashi (Maki Tsuzumi)
山梨牧子(牧鼓・牧つづみ)
近現代生活文化研究家。専門は宝塚文化領域、都市文化と田園・郊外の暮らし。
東京都立青山高校卒業後、田園都市構想とアーツ・アンド・クラフツの思想に惹かれて渡英。ロンドン大学UCL卒。美術(建築・工芸)史・哲学専攻。デンマークでギャラリー運営に携りながら、エディンバラ大学院博士課程で修学。チボリ公園と宝塚遊園地を比較することから始まり、宝塚文化圏を主軸に東西の近現代生活史と消費社会の文化研究を続けている。北欧、英国、日本の大学で講義や研究会を行いながら、へムスロイドのギャラリーとサロンの催事を企画。学際的な研究と、分野を超えたグローバルな生活文化創造に取り組む。
略歴
●コペンハーゲン大学にて日本ポピュラーカルチャーの講義(2004年)、エディンバラ大学にてセミナー、欧州を中心に学会参加(2005-2008)。
●早稲田大学演劇博物館2009年度GCOE研究員として連続ゼミ「「寶塚」を通して見る日本、そして世界」を開講。
●常磐大学非常勤講師としてオープンカレッジ宝塚講座(2008)、留学生のための現代日本文化研究講座(2008~2012)。
●寶塚文化アカデミー(Takarazuka Inter-cultural Academy:TICA)開設(2010)
●宝塚歴史文化研究会 (Séminaire des Etudes de Takarazuka: SET)運営(2011-)
所属学会:日本演劇学会 、メトロポリタン史学会、 EAJS (European Association of Japanese Studies) 、 FIRT(La Fédération Internationale pour la Recherche Théâtral)
<その他の暮らしの活動領域>
☆日本における動物環境 、田園調布9条の会(http://blog.goo.ne.jp/den9j★http://www.9-jo.jp/), 多摩川マルシェ(トマトフェスタ)
NPO映画保存協会 など。
twitter:https://twitter.com/#!/makitsuzumi (makitsuzumi)
facebook:http://www.facebook.com/profile.php?id=661019119
Studied art history and philosophy at University College London, and continued with graduate work at the University of Edinburgh’s College of Humanities and Social Science, and at Waseda University’s Music Theatre Study Group. While working as a sub-manager at Yamanashi Hemslojd International, Maki also works in educational fields. She is currently in charge of TICA and SET, also lecturing at Weseda University and teaching popular culture for overseas students at Tokiwa University. As an independent scholar and cultural event co-ordinator based in Japan and Europe, she links both worlds via 'Takarazuka history and culture' - one of the central subjects in her broader programme of research, writing, exhibitions and events about intercultural origins and influences of garden city/suburb development as well as ways of modern living.
Publication(著書): A History of Takarazuka Revue Since 1914 (2012), Global Orienral/Brill, Leiden: http://www.brill.com/history-takarazuka-revue-1914
Crossing Cultural Fields-文化の横断―
イルバ・サロンが目指すのは
人や作品との出会いから、自然に物語が紡がれるような
生きたコミュニケーションの時空です。
美術、工芸、デザイン、料理、音楽、映像など
さまざまな分野で活躍する方々をお招きし
トーク、コンサート、上映会、ワークショップ等を企画、
新しい発見を提供して参ります。
是非お気軽にご参加ください。
名前の由来
山梨幹子が1971年、北欧のへムスロイド(家庭の手工芸)を日本へ紹介するに至る物語は、2人の14歳の少女の文通に始まります。
以来、日本のミキコとスウェーデンのイルバが国境を越えて培った 友情と生活への美意識。
イルバへの感謝と敬意を込めて、このサロンを捧げます。